快晴のマチュピチュはデジカメ日和(Machu Picchu, Perú)
撮影:全てGX200 / RAW(一部除く) / SYLKYPIX
今回の旅の供は、GX200とEOS-1v。リバーサルの現像をするまではアップするつもりはなかったのですが、知人への近況報告とこちらのトラックバック企画「夏休み」への参加を兼ねて、デジカメ(GX200)分だけ先行してアップ。
パリパリと音がしそうなくらいの乾期のアンデスの空気。海抜2400mと(比較的)低いマチュピチュでも抜けるように青い空だ。デジタル+広角というGX200のコンセプトにあっている気がした。GR系は青が特徴的とも言われるしね。
遺跡の入り口近くの景色。遠路はるばる来た観光客は、これでもう「ワンダフル!」って感じですね。まさに世界中から夏休みの観光客が集まっていて、飛び交う言葉はドイツ語やらフランス語やら日本語やら。スペイン語はともかく、英語が思ったほど多くなかったのが印象的。
あと、ポルトガル語を話す某南米の国の人たちは、記念写真一枚でもいちいちウケ狙いのポーズをとりたがって、いかにも「陽気な国民性」を発揮していたのが、これまた印象的。思わぬところで、国際文化比較ができた。
トラックバック企画のお題は「夏休み」ですが、私を含めブラジルから来た人たちは「冬休み」です。現地も南半球なので、あえて言えば「冬」ですね。
青い青い。
こちらは遺跡の見所の一つ、インティワタナ(Intihuatana)。日時計と言われていますが、最近はカレンダーと訂正されている模様。これに限らず遺跡の一つ一つの場所・施設について、結局は定説が定まっておらず、本やガイドの説明も何を信じて良いのやら。
なんでもこの石には不思議なパワーがあるとかで、手をかざす人たち多数。そんなオカルト雑誌みたいなこと言って…。
ちなみに、手をかざしているのは、保護のために触ることが禁じられているため。周囲にはロープも張られている。
不肖、転勤族がここを訪れるのは二度目(前回は1982年で小学生でしたが)。当時は、この石の周りにロープは無くて、触り放題だった。
そもそも当時は、不思議パワーなどという説は無かった気がするが…。「インカ」って言ったらミステリーにしなくちゃ気が済まないのかね。
遺跡で放し飼いされているリャマ。最近、日本でもCMなどでおなじみになったアルパカの親戚ですな。並んだ二匹の後ろ姿がセクシーだったので、つい。よく見ると大腿部の毛には、丸い「う○○」がこびりついている。なんとも無警戒な姿がよろしい。
翌朝。
前回訪れた際、朝霧がとても神秘的だったので、かなり期待していた。ちょっと霧が多すぎて、雨になりましたが…。
遺跡の写真だけだと静寂そうですが、実際には午前6開門と同時に多数の観光客が入山。前7時前にはもう、撮影ポイントはこの通りの混雑。
開門直前の入り口。最終的には、この3倍以上が列をつくっていた。私は遺跡横のホテルに泊まって楽をしましたが、大半の方は麓のホテルに泊まっていて、バスの運行開始前に400mほどの山道を登ってきている人も多い。なんとも求道的な夏休みだことで…。
早朝から列を成す目的は、遺跡の背後にそびえる「ワイナピチュ」に登るため。1日400人の制限があるから、我先に登山道へと急ぐ。
27年前はふもとにまともなホテルなどなかったはずで、ワイナピチュ登山もゆっくり出かけた。入山規制もあったかどうか。思い通りの夏休みを過ごすにも、競争が激しい世の中になったものです。
まぁ、みなさん休暇を楽しんでいらっしゃいました。
私も、勿論。
タイトルとは打って変わった天気でしたが、これはこれでデジカメ日和?
最近、中南米ブログでペルー発のブログが多い気がします。
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